グリーンバックを使った合成動画を作成する方法

VideoPadを使ってクロマキー合成を行う手順

グリーンバックエフェクトを使うと人物の背景を変える特殊撮影が誰でも簡単にできます。グリーンバックのよくある使い方は、単色の背景の前で人物の動きを撮影し、動画編集ソフトのクロマキー合成エフェクト(グリーンバックエフェクト)を使って背景色を消し去って別の画像や動画に置き替えるというものです。グリーンバックエフェクトが使えるようになると、プロクオリティの動画が作れるようになり、動画の舞台をどこでも好きな場所にすることができるので、より楽しく質の高い動画を作ることができるようになります。数ある動画編集ソフトの中でもVideoPad動画編集ソフトは使いやすさに定評があり、初心者でも簡単にプロ級のクロマキー合成動画を作ることができます。

  • パソコン
  • カメラまたはカムコーダ
  • VideoPad動画編集ソフト
  • 単色の背景(布や色を塗ったボードなど)
  • 十分な照明
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  1. グリーンバックを設置する
  2. グリーンバックを設置するにあたり、いくつか大事なポイントがあります。まず、布を使う場合、布が動かない場所で撮影をするという点です。風が強い屋外などで布を使った場合布がはためいて正確な背景色として使えなくなるう場合があるので注意が必要です。次に背景の大きさが小さすぎないように注意します。撮影する際、登場人物など前景に来るものが背景の外にはみ出ない大きさが必要です。3つ目のポイントは照明です。グリーンバックに十分な光が当たる必要があるのですが、理由については次のステップで詳しく説明します。

    グリーンバックの設置方法

  3. 背景に十分な光を当てる
  4. グリーンバックは十分な明るさがある場所に設置し、周囲にあるものの影がかからないようにすることが大切です。背景に影が落ちると、背景色が1色ではなくなってしまい、グリーンバックエフェクトを正しく機能させるのが難しくなってしまいます。自然の光だけを使って撮影する場合は、登場人物を背景から少し離れた場所に配置するとこうした問題を防ぐことができます。照明機材を使う場合は背景と登場人物それぞれに照明を当てることで影を排除することができます。

    グリーンバック撮影の照明

  5. グリーンバック動画を撮影する
  6. グリーンバックを背景にして動画を撮影します。グリーンバックが常に画面全体を覆っているよう注意しながら撮影してください。背景色の変化が少なければ少ないほど、クロマキー合成がより簡単にできるので、カメラを三脚などを使って固定した状態にし、背景に十分な光を当て、登場人物にも出来るだけハッキリとした色合いの服を着せ、常に背景がフレーム全体を覆うなどのポイントに注意して撮影を行ってください。

    グリーンバック動画を撮影

  7. VideoPad動画編集ソフトをダウンロードする
  8. グリーンバック・クロマキー合成が簡単にできるVideoPad動画編集ソフトを無料でダウンロードします。


  9. グリーンバック動画をVideoPadに読み込む
  10. ソフトのメイン画面上部にあるファイルボタンをクリックするか、ファイルを直接ソフト上にドラッグ&ドロップして動画を読み込みます。読み込んだ動画は画面左側にある「メディアのビン」に挿入されます。編集前に動画をダブルクリックして、動画のプレビュー画面で動画を確認することができます。タイムラインに挿入済みの動画には、動画のビンのサムネイルに緑色のチェックマークが入ります。

    VideoPadにグリーンスクリーン動画をインポート

  11. グリーンバックフェクトを挿入する
  12. メディアのビンでクリップを選択し、エフェクトタブから動画エフェクトを選択するとエフェクト一覧が開くので、「ブレンドと色補正」の項目からクロマキーエフェクトを選択します。 グリーンバックエフェクトが動画にレイヤー挿入されます。

    VideoPadでグリーンバックエフェクトを挿入する方法のスクリーンショット

  13. 削除する背景色を選択する
  14. クロマキーエフェクトレイヤーの「置き替え」の欄でカラーボックスをクリックすると色を編集画面が開きます。スポイトのアイコンをクリックし、背景部分の色をクリックすると選択した色と同じと見なされた色が全て削除されて透明になります。背景に影があったなどの理由で背景全体が削除されず、まだ一部の背景が残っている場合は再度クロマキーエフェクトを挿入し同じ作業を繰り返します。

    VideoPadでグリーンバックの背景を削除する方法のスクリーンショット

  15. 色のしきい値を調整する
  16. クロマキーエフェクトには設定の調整ができるスライダがいくつかあります。しきい値は、指定した色とどの程度まで近い色を削除するかを決めます。しきい値が低いほど、指定した色により近い色だけが削除され、しきい値を上げるとより多くの色が類似しているとみなされ削除されます。フェザー処理は切り抜いた前景(人物等)の輪郭をぼかして、よりスムーズな切り抜きを可能にします。スライダを使ってぼかしの程度を調整します。

    VideoPadでグリーンバックエフェクトの色のしきい値を調整するスクリーンショット

  17. 背景を挿入する
  18. クロマキーエフェクトを使って背景を削除したら、削除した部分に新しい背景を挿入してみましょう。まず、背景として使う画像や動画をVideoPadに読み込み、タイムラインに挿入します。次にクロマキーエフェクトで背景を消した動画を、背景動画のすぐ上の動画トラックに挿入すると、削除した背景部分に新しい画像が表示された合成動画の出来上がりです。

    VideoPadで背景を置き替えるスクリーンショット

  19. グリーンバックを保存してシェア
  20. 合成動画が完了したらエクスポートタブをクリックし、エクスポートの方法を選択します。動画ファイルとしてパソコンに簡単に保存できるのはもちろん、クラウドベースのストーレジにそのまま保存したり、直接YouTubeにアップロードしたり様々なオプションから選べます。

    VideoPadで動画を保存するスクリーンショット

グリーンバックを上手に使うヒント




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